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もう黙ってはいられない。八ッ場ダムのウソ情報に対する反論①

2009/09/14

9月12日、東京都議会で「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」の幹事会を開いた。
 
民主党政権となり、マニフェストで国民に約束した「八ッ場ダム中止」と共に地元住民の生活再建にすみやかに取り組むよう、新政権に要望するのが第一の目的だ。
 
もうひとつ、このところの扇情的な「八ッ場ダムは続けるべき」という報道にたいして、きちんとした正確な情報を届けたいという目的もある。
 
今日(13日)の昼のテレビ「噂の東京マガジン」はひどいものだったと聞いた。
「今更止められたら困る」と涙ながらに訴える地元住民の姿を中心にした編集で、それに対し、地道な反対運動を続けてきた市民団体を「地元でもない人間が反対している」と非難する報道だったとか。
このテレビ局は何を考えているのか。八ッ場ダムの必要性など検証もせず、国交省と自民党と一部の地元の意見だけを鵜呑みにして、浪花節的に「かわいそうな人たち」と煽り立てる。これが公けの電波を使う報道の姿勢だろうか。きなだ山のときは、まあまあ良い報道をしてくれただけに、今回の感情的で事実誤認に満ち満ちた編集は残念至極である。
 
1都5県の会では、今テレビで喧伝されている誤った事実に対し、嶋津さんがパワーポイントを使って、きちんと反論するレクチャーをしてくれた。惜しむらくは、これを各報道機関に聞いてもらいたかった。
 
その反論の一部をここに書く。
 
①すでに70%も進捗している事業を今更やめるとは何事か。

【反論】
70%というのは総事業費の進捗率。工事自体を見ると、付け替え道路の完成区間は6%、付け替え県道はわずか2%。付け替え鉄道だけは75%まで完成しているが、一番重要な部分が残されている。しかも、ダム本体は全く未着工。こんな状態ですでに事業費の70%も使ってしまっているのだから、残りの事業を全て完成するまでにいくらかかるのか。予定の4600億円で済むわけがないことは、誰の目にも明らかだ。
 
これまで3000億円以上使ったのだから、工事を続けろという人に言いたい。これまで3000億円も無駄なダムに使ったのだから、これ以上1円も無駄なダムに使うな。一度走り始めたら、何が何でも突っ走り、止まることも引き返すこともできないというのは前にしか進めないサメと同じ、ということだ。サメの脳しかない人間の言うことだ。
 
②八ッ場ダムを中止すれば、これまで1都5県が負担した1460億円を返還しなければならず事業を続けるより、かえってお金がかかるではないか。

【反論】
数字の間違いである。今まで1都5県が負担した総額は確かに1460億円であるが、この中には
国庫補助金として国からもらったお金が約40%含まれる。もし都県がお金を返してもらうと
すれば、補助金は国に返さなければならないから、実質的な返還金は
1460億円×約60%=890億円となる。(パーセンテージの端数は切り捨て)
 
ただし、こうしたお金のやりとりは都県と国の間のことであり、公金が行ったり来たりするだけの話。県民にとっては全く負担のかからない話である。しかも、もしお金が返ってくれば、都県だって嬉しい話ではないか。ちなみに法律では、ダム事業者が自らダムを中止した場合の返還金は想定されておらず、都道府県への全額返還は明記されていない。
石原都知事が「金返せー」と叫ぶのはお門違いである。
しかも、50年前と違い、東京も千葉も水余りが進み、八ッ場ダムの必要性はなくなって来ている。それを全く検証せず、闇雲にダム推進を続けてきた都県の責任こそが問われるべきなのに、そこをほっかむりして、「金返せー」と叫ぶのは『盗人猛々しい』と言うほかない。
 
この項続く。

写真は、幹事会のあと報道機関のインタビューを受けたときの様子。
syuzai 

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10:47 八ッ場ダム

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