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地下水の安全性:続報!

2011/03/29
地下水についてたくさんの問い合わせを受けた。
前回ブログに書いたあと、インターネットで、長崎大の山下俊一教授が3月21日に福島県で行った講演会での発言を見つけた。
「放射性ヨウ素は地下数メートルまで水が染み込むあいだに、半減期が過ぎてほぼ消滅。放射性セシウムは土でろ過されて水脈に入らない。
やっぱり、地下水はかなり安全なのである。
 
さらに今日、八ツ場のMLで田中優さんが次のような意見を寄せておられる。
水道水でも、活性炭を混入すれば大丈夫らしい。少々手間がかかるが…
(以下引用)
 
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ヨウ素はよく水に溶けますから。
風向きで飛んできているときに雨が降ると残ります。
(雨が降ると、ヨウ素の検出量は増える)
 
飲み水だけならまだしも、自炊や外食まで含めると、不可避的に水道水を飲んでいるのが現状だと思います。
 
 井戸水はふたが開いていなければ安全性が高いです。
土地に降った場合、ヨウ素は陸上生物にとって貴重な元素なので、5センチ以内で微生物に捕捉され、それ以上にしみ込むことはほとんどないからです。これは東海村の再処理工場周辺の秘密文書に書かれていたことです。
 
【活性炭が有効】
 
活性炭が有効です。
ですがその後の活性炭は捨ててください。
 
(参考5)浄水処理によるヨウ素I131の除去に関する知見
放射性物質の浄水処理については、知見の数が少ないものの、活性炭処理による除去効果を示す知見が存在する。
・アルミニウムを凝集剤として用い、活性炭(5~15 ppm)を添加した場合、凝集沈殿による131Iの除去率は、約6~7割除去できる知見が報告されている。
・粉末活性炭による131Iの除去実験では、原水への添加の場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、除去率はそれぞれ74%、100%、100%。同様の実験をろ過水に添加した場合、活性炭注入率が5、30、200 mg/Lで、131Iの除去率はそれぞれろ過水の濃度からみて22%、39%、47%であった。
 
 
 とありますから、混入して撹拌して一晩待つのがいいと思います。
なるべく接触面が広い方がいいので、粉炭がいいです。炭を砕いてもいいと思います。
 水1リットルに対して、炭は30ミリグラムですからほんのちょっとです。
 沸かしても意味ないです。
炭はヨウ素を吸着しているので、毎回捨ててください。
 
 
 
 

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