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八ツ場ダム:石の上にも6年…

2010/12/08

遅ればせながら、12月4日に行われた八ツ場ダム住民訴訟6周年報告集会のご報告を。
「石の上にも3年」というが、私たちはすでに2巡目を終わろうとしている。
引き続き、強い石(意思)でがんばるぞ!


今回の集会の白眉は、何といっても関良基さんの基調講演「八ツ場ダムより緑のダム」。

11月5日に馬淵国交大臣が記者会見で、基本高水22000㎥について次のように語った。「基本高水22000㎥については、当時の国交省が大変ずさんな報告をした。率直にお詫び申し上げる。改めて、従来の流出計算モデルにとらわれることなく、基本高水について検証するよう河川局に指示を出した」これが事実上の「22000㎥撤回宣言」である。

これを引き出したのが、まさに関さんだったのだ。森林政策学者として、緑のダム(森林の保水力)を無視する国交省の計算に、直感的に「欺瞞」の臭いをかぎつけた関さんは、国交省を撃沈する記事をブログに書き、東京新聞に送る。
そこでエライのが東京新聞の篠ヶ瀬(ささがせ)記者。「八ツ場――揺らぐ根拠」というタイトル1面トップ記事にした。内容は一言でいうと「飽和雨量」の嘘八百だが、11月12日のブログで簡単な説明を書いたのでお読みください。さて、これまたエライのが八ツ場ダム弁護団の高橋弁護士。早速関さんに連絡を取り、ついに関さん、私たちの「反八ツ場トリデ」に入ってきたという次第。


更に、関さんは自民党の河野太郎議員と連絡を取り、これが河野議員の衝撃的な国会質問となり、飽和雨量のウソ八百が国会の場でさらけだされたのである。

しかし、これだけ暴かれても、「白を黒、黒を白」と強弁するのが御用学者だ。

前原前国交大臣が招集した「有識者会議」の議事録がパワーポイントに映し出される。ひとりだけ、東京新聞の記事が指摘することを検証するべきだと主張するまともな委員がいるのだが、これを全否定するのが、有名な御用学者。他の委員も彼に右へならえ。情けな!

(御用学者)「だから、緑のダムなんていうものは、そんなものあり得るわけがないし、幻のダムと思う」
(まともな学者)「当時の山の状況と、今の山の状況は変わっていますよね」
(御用学者)「だからね、緑のダムっていうのはないんです!」


関さんはこのやりとりを引用して、「これは科学史に残るスキャンダルである」と中世の天動説対地動説の論争を例に痛烈に批判。
◆17世紀の場合
ガリレオ・ガリレイ:(自作の望遠鏡で木星を見せ)
「木星の周囲を回る衛星が見えるでしょう。すべての星が地球の周囲を回っているわけではないのです」
御用学者:「えっ、そんな星(木星の衛星)ないよ。どこにも見えないよ!」

◆21世紀の場合
まともな委員「洪水デ―タを見れば、森林が回復すれば保水機能が高まって、洪水の出方は少なくなっていることがわかるでしょう」
御用学者「全くのナンセンス。緑のダムなんてありえない。幻のダムだ!」

私たちの税金で運営される検証機関が、こんな出鱈目、真っかなウソを「本当だ」と言い募り、まともな意見を黙殺する。これが許されることだろうか。もはや犯罪ではなかろうか。
しかし、東京新聞以外の新聞はこれら一連の事件に対し、ダンマリを貫き、結局世間にはあまり知れ渡らず、ウソをついた国交省の役人も学者も、誰一人おとがめなし。

あああ、今も17世紀とちっとも変ってやしない。
「それでも地球は回っている!」
「それでも八ツ場ダムは必要なし!」

師走。もうすぐ、「石の上にも7年」の年がくる…

 

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19:09 八ッ場ダム

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