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あしたはどうなる?八ツ場ダム

2010/11/22

11月22日

昨日、東京大学弥生講堂で、八ツ場あしたの会主催のシンポジウム「八ツ場ダムはどうなるのか」に参加。

 
第1部は、保坂のぶとさん、中村庄八さん(地質学者)、牧山明さん(長野原町議)の3人による八ツ場ダム現状報告。

 
保坂さんはちょうど、制作中だったDVD「八ツ場ダムはなぜ止まらないの」が完成し、そのサワリを上映しての現地報告。山を削り谷を埋め、今も八ツ場ダム工事は進んでいる。前原前国交相が「中止する」と言ったのは「ダム本体工事」だけであって、巨大な橋や道路など「関連工事」は毎日盛大に続いているのだ。保坂さんがDVD画面に登場。例の巨大十字架橋(今はつながって「不動大橋」と呼ばれる)をバックに、名解説が始まった。


中村さんの報告は衝撃的だった。
30メートル以上も谷を埋めるという前代未聞の宅地造成。自然界は元に戻る力が大きく、谷はまた谷へ戻る力が働くと言う。またここに埋め戻される土は変質しやすく、数年で風化し、泥や砂礫と化す。こんな造成地に水が溜められるとどうなるか。以下の図をご覧いただきたい。
 

代替え地崩壊 
 

そして、1963年にイタリアのバイオントダムで起きた大災害が紹介された。
もろい地形の深い谷に作られたこのダムは、大雨でダム周辺の崖が地滑りを起こし、その結果100メートルを超す津波が発生。下流の村人2000人以上が犠牲となった。インターネットで検索すると、当時の写真にヒットした。

 
災害前と災害後 
(写真:災害前と災害後)深い谷から水が押し寄せ村を飲み込む…

災害後のダム 
災害後のダム

地滑り 
地滑り

奇跡的に残った教会 
奇跡的に残った教会
 

八ツ場の地形を考えると、こんな大惨事がよそごととは思えなくなる。
代替地の安全基準にもハテナ・マークがつく今、ここにだけはダムを作っちゃいけない!

 このほか、シンポジウムでは、五木村から寺嶋さんという住民団体の方が発言。
ダムを中止した場合の法的整備がなされないまま、住民の生活再建がうっちゃられている現状は八ツ場ダムと全く同じ図式であり、一緒に手を取り合っていきましょうと、力強くアピールなさった。

それから、現地長野原の町議である牧山さんは、下流都県の力なくしては現地の生活再建ができないと、切々と訴えられた。
ほかにもまだまだいっぱい書きたいけれど、記憶力がおっつかない。嶋津さん、渡辺さん、まさのあつこさん、みんな相変わらず整理された素晴らしい語りで魅了。なんとも内容の濃い超ド級のシンポジウムであった。


終わってからの懇親会では、中村さんが手品を披露。
ところがこれを映したデジカメを、テーブルの上に忘れたまま帰宅してしまった。シクシク…
こちらドジカメのひろみであった。

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22:36 八ッ場ダム

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