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八ツ場ダム:みんな幽霊数字で踊らされていた!

2010/11/12

11月11日午後3時から衆議院会館で開かれる集会に参加。
先日立ちあがった「八ツ場ダム等の地元住民の生活再建を考える議員連盟」の第2回勉強会である。

クローズドな会だということだが、たまたま、4月に行った八ツ場ダム現地の住民の「戸別訪問調査結果」を初鹿衆議院議員に送付しようと思い、初鹿事務所に連絡を入れたら、「議連の勉強会が開かれるからおいでください」とのこと。おっとり刀で駆けつけた次第。

到着すると、すでに国交省河川局の職員(態度が○○くて有名なT氏)が、まさに基本高水について説明をしているところだった。
この基本高水。2万2千㎥という数字が金科玉条のごとく独り歩きしている。これがあるから八ツ場ダムが必要だとなる、我々にとっては「悪魔の数字」だ。しかし、この数字の根拠となるデータが存在しないことがつい最近判明した。馬淵国交大臣が、利根川水系で200年に1度の大洪水が起きた時の最大流量、つまり基本高水22,000㎥を算出した根拠を示す資料が、国土交通省内に存在しないことを明らかにしたのだ。ないったら、ないのだ。

我々は幽霊の数字に踊らされていたというわけだ。

さて、T氏。淡々と、しかし、十分尊大な態度で説明を続けている。「基本高水に関して、大臣はゼロベースで検討するとおっしゃっています。2万2千㎥という基本高水は、昭和55年に利根川水系河川整備基本方針を作った時に、昭和33年の飽和雨量31.77ミリと昭和34年の飽和雨量65ミリの平均値『48ミリ』から導き出された数字で、これをもとに平成17年の現整備基本方針も策定されました」

これに、川内博史議員がかみついた。
「なんでその古い48ミリを使うのか。平成17年の基本方針なら、直近の昭和57年の飽和雨量115ミリと平成10年の125ミリの平均値『120ミリ』を使えばいいじゃないか」

ちょっと説明すると、昭和33年、34年、57年、平成10年というのは洪水が起きた年。飽和雨量と言うのは、雨が降り始めのときはまず山や森の地面に吸い込まれる。それが限界に達した時、全ての雨が川に流れ込む。このときの数字を飽和雨量と呼んでいる。



やんばグラフ 

昭和33年 31.77ミリ
昭和34年 65ミリ
昭和57年115ミリ
平成10年125ミリ

これらの数字を暴いたのが自民党の河野太郎議員。10月の予算委員会の質問で、これまでの定説「48ミリ」を覆す数字を馬淵大臣から引き出した。あっぱれな自民党議員である。民主党議員は座しておおいに反省すべし。

で、これらの数字を見るとーーーー
明らかに年を経るごとに飽和雨量は増えている。つまり、利根川水系の周辺の山が雨を蓄える能力を年々増大させてきた。これがいわゆる「緑のダム」なのである。
この緑のダムを無視して、古くて小さな数字『48ミリ』にしがみついてきたのが国交省だ。『120ミリ』に変えると、とたんに基本高水22,000が揺らいでしまう。
とにかく22000ありきなのである。

民主党議員団に激しく追及されても、のらりくらり、平然とかわすT氏。「いや、48ミリというひとつのモデルですから」意味不明。厚顔無恥。こんな国の官僚を見ていると、県のお役人さんたちが可愛く見えてくる。

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05:56 八ッ場ダム

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