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沖縄視察その② フィールドワークは死の行軍

2010/07/08

7月4日(日)沖縄2日目
大型バスで「基地のある街と、世界遺産」のフィールドワークにいざ出発!

33度を超える炎天下、かなりハードなスケジュールで、途中からほとんどの参加者が意識障害(?)。
私も朦朧となった記憶をなんとか写真で掘り起こし、以下ご報告を。
しかし、沖縄の太陽はやっぱり狂暴だった。

北谷(チャタン)地区は海岸ぞいの米軍返還地域。騒音に悩まされてきた地区でもある。今大手資本による再開発の波が押し寄せ、荒漠たる土地にこんな味気ない高層ビルが建つ。那覇市新都心など、本土の大資本による荒っぽい再開発は沖縄の新たな問題である。

北谷高層ビル 
北谷高層ビル

こちらは心なごむまちづくり。大城地区は住民こぞって美しい景観を保つ努力をしている。一角には、沖縄の住居建築の特色をすべて備えた古民家「中村家住宅」が残っている。18世紀の住居がこれだけそっくり残っているのは、沖縄でも珍しいとか。

中村家玄関 
中村家玄関 ウラ山から切り出した石でしっかり出来ている


中村家2
中村家 赤い瓦が美しい


中村家
中村家2


中村家の池
中村家の池:防火用水も兼ねている



米蔵
米蔵:高倉式になっていて、湿気と害獣から守る。ガイドはボランティアの住民の方


通りの美術館
街角美術館:あちこちにある


ラン
ラン:とにかくどの家も草花の手入れが見事。通りの外にランが咲き誇る


アラマンダー
これはアラマンダーという花

このあと、嘉手納基地と普天間基地を回り、基地のある街の「まちづくりと景観」を考える。今日は7月4日、アメリカの独立記念日とあって、飛行機は全く飛ばず、不気味な静けさ。沖縄を考えると、日本はまだ「真の独立」をしていないと痛感する。
しかし、この時点で汗が目に染み、頭はクラクラ…


嘉手納基地
嘉手納基地。大型輸送機が止まっていた


後方からの普天間基地 
後方からの普天間基地

石段を何十段もフーフー言いながら登った先の展望台から眺めた基地普天間基地のすぐ近くにある沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した事故は、まだ記憶に新しい。そのときの焼け焦げた壁は、市民の「残してほしい」という願いをよそに撤去されてしまった。
今は、真っ黒に焼けた木が一本残っているだけ。



最後に世界遺産の首里城へ。しかし我々は一般の観光客とは大きく離れたコースを歩み、ひたすらまちづくりの視点で歩く、歩く。

首里城外観 
首里城外観


14世紀ごろ建てられたという首里城は2000年に世界遺産に登録された。しかし、世界遺産としての価値は建物そのものだけではなく、バッファーゾーンと呼ばれる海まで含めた周辺景観までを指す。
今、その景観が台無しになる超高層のビル建設が進んでいる。沖縄新都心でDハウスが進めている建設事業で、おもろまちの住民が激しい反対運動を展開している。今回の景観と住環境を考える全国ネットの大会が沖縄で開かれたのも、この住民の反対運動を支援するためである。


首里城から
首里城から。今までの眺めはこのようであるが、おもろまちに超高層ビルが完成すると…

首里城から超高層 
首里城から海を眺めると超高層ビルがドーンと視界に入ってくる

ビル建設反対の住民の方々は、日照権など生活もかかっているが、世界遺産をめちゃくちゃにするのを許すことはできないという大きな目的も抱いていらっしゃる。偶然にも、東京から参加した全国ネットの仲間の一人が、首里城の城主であった「尚一族」の末裔の女性であり、本当に驚いた。

また、岩をくりぬいた南風原壕の沖縄陸軍病院跡を見たあと、集団自決のあったチビチリガマの話になり、私が2年前に行ったときに聞いた「隣にあった別のガマでは、英語の分かる村人がいて、米軍が投降を呼び掛けていることが分かり、村民たちを説得してガマを出て、1000人の命が助かった」ことを話した。すると、ツアー参加者の沖縄在住の女性が、「それは、うちのおじいさんだわぁー」!!!これには本当に驚いた。比嘉さんという伝説のハワイ移民帰りの村人のお孫さんと、昨日からずっと同行していたのだ。

更に、いつも「八ツ場ダムを考える1都5県の会」でお世話になっている角倉さん(群馬県議)のお連れ合いも今回の視察に参加していらっしゃり、ビックリの連続。
まさにスモール・ワールド!

しかし、夕方になってもまだ暑い。
真夏の沖縄を歩きまわるという「狂気の沙汰ツアー」を終え、那覇空港に戻るときには顔から塩が吹いていた。

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13:48 視察報告

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