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弁護士にも貧困襲来!

2010/06/12
6月10日、東京で「司法修習生の給費制度打ち切りに反対する」緊急集会があり、参加した。弁護士になるには、大学卒業後法科大学院(ロースクール)に3年通い、司法試験に合格しなければならない。法科大学院の時期に、半数の人が300万円から1000万円の借金を作るという。

で、めでたく司法試験に合格しても、そのあと1年間は全国に派遣されて、裁判・検察・弁護の実習を受けなければならない。この時期に今までは年間約300万円が給付されていたが、司法制度改悪により、今年秋から給費制度が「貸与制度」に切り替わるという。

つまり、借金が300万円上積みされるというわけだ。

弁護士さんたちがこんなに借金を抱えているとは知らなかった。多重債務に関わる弁護士さん本人が多重債務者だった、なんて笑い話にもならない。これでは、ますますお金持ちしか弁護士さんにはなれないではないか。
というわけで、給費制度打ち切りに反対する弁護士さんが中心になって、日ごろからお世話になっている市民団体も大勢集まり、10日の集会となった。

会場には日弁連会長の宇都宮弁護士もおられ、懐かしくお顔を拝見した。元連合会長の笹森清さんのご挨拶は素晴らしかった。こんなにお話しがうまい方はめったにいない。声もよく、お姿もよく、頭も良い。うなりっぱなし。ほんと、まいりました。

弁護士になりたてのフレッシュマンさんたちが、「自分たちは苦学してやっと弁護士になれた。でも、借金が重荷となり途中であきらめた友人もたくさんいる。このままでは、お金持ちの人しか弁護士になれなくなる。お金持ちの子弟に、困った人、弱い立場の人に寄り添った弁護ができるだろうか」

多重債務に苦しみ、青木が原樹海で自殺をしようとして思いとどまった方もマイクを握って訴えた。「新しい制度になったら、私たちのような立場の人間に、親身になって相談にのってくれる弁護士さんがいなくなる!」

また、昭和42年に発生した「布川事件」。殺人犯として逮捕された2人の青年は29年間獄中にあり、平成8年に仮釈放され、今年再審がほぼ決定されている。自白強要による冤罪事件だ。

その一人がメッセージを寄せられた。「今の日本は法曹界でさえも、金のあるなしで区分けしようというのか」この二人を支えてきたのが、30人の人権派弁護士たちだ。

私たちも、八ツ場ダム裁判を筆頭に、森田知事への告発、エコテックなどの環境分野、障がいを持った人への人権侵害など、さまざまな分野で弁護士さんたちにお世話になっている。いずれもほとんど無給、スズメの涙ほどの謝礼にも関わらず、身を粉にして働いてくださっている。どこでお金をかせいでおられるのか、心配になるほどだ。

それにひきかえ、八ツ場ダムで相対している老練狡猾弁護士B氏などは、権力側につく弁護しかしないから、仕事は楽チン、謝礼はタンマリ。ああ、にくったらしい!

弁護士さんの世界でもスタート時点から「格差社会」になるとは。正義があやうい。

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06:19 人権と平和

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