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八ツ場ダム2日目:現地住民聞き取り調査

2010/04/14
4月12日(月)

ひえーっ、さぶい! 
昨日と打って変わって氷雨ふる寒いお天気。昨日との温度差は15度! いよいよ今日は、1都5県議員の会のメンバーで、水没地区の住民の方のおうちを訪問しての聞き取り調査。願わくば、今日のような「冷たい世間の風」が吹きませんように…

調査項目は
前原大臣の「中止」宣言から半年たちました。八ツ場ダム中止について現時点でどのようにお考えですか。
生活再建・地域再生を進めるにあたって、特に重視する点はありますか。個人補償についてはどのようにお考えですか。
代替地を含めたダム湖周辺の地滑りの危険性が指摘されています。ご存知ですか。どうお考えですか。
政府に要望したいことはありますか。その他なんでも。

3~4人一組となって宿泊先の「高田屋」さんを出発。
私は「千葉組」として、吉川さん、湯浅さん(民主党県議)、そして佐倉の春子さんと一緒に少々緊張しながら川原畑地区へ向かう。

川原畑地区は川原湯温泉の対岸にあり、地滑りがかなり深刻な地域だ。かつて86世帯あったが、引っ越しが相次ぎ、今は18~19世帯が残っている。 それも大半が、ずり上がり方式で、高い所に作られた代替地に越していらっしゃる。

代替地には真新しいおうちが並んでいた。1軒ずつピンポンを押して回るが、お留守のお宅が大変多い。在宅でも、何軒かは、「突然来られていきなりそんなこと聞かれても。即答できるわけがないでしょう」と断られた。本当にそのとおり。うなだれて立ち去るのみ。

だが、快く答えてくださった方も二人いた。
一人の方は、再び川原畑に人々が戻ってきて昔のような賑わいを作りたいと、かなり具体的に「地域再建」の夢を語ってくださった。ここでは詳しく書けないが、私たちにも深く納得できる内容で、何か協力できることがあればと思い、連絡先を置いてきた。
「自分たちの地域はダムの爆弾で吹っ飛ばされた」という表現がとても印象的だった。
もう一人の方は、「とにかく過疎化が進んでおり、子どもの数が極端に少なくなった」と嘆いておられた。これも深く納得。

聞き取り調査のあと、周辺を回りながら、地滑り状況を確かめる。

川原畑 
川原畑地区
切り土をこのようにコンクリート枠で押さえ、20メートルのボルトを打ち込む。 しかし、正方形の枠がゆがんでいるのが分かる。かなりの「ひずみ」が生じている証拠だ。付け替え国道沿い一帯がこの状態で、一番工事が難渋している地点。

ロックヒル 
打越地区
 文字通り、岩を積み上げた見上げるような要塞。しかし、すでに岩はぐずぐずになっており、 ロックヒルというよりは、「ドロッコヒル」と呼んだほうが当たっている泥まみれ状態。

昨日の学習会では、代替地こそが危険であり、水没する温泉街が一番安全な地質であるとのことだったが、これほど住民の方にとってひどい話はないだろう。 来るたびに気持ちが重くなる八ツ場ダムだが、住んでいる人々にとってはこれが毎日の「日常」なのだ。よそ者として、いまだ住民の方々に届ける言葉は見つからない。

ついでに昨日撮った一枚。吉川さんと完成間近の2号橋の前で。
笑ってはいけないので、二人とも、なんだか困ったような表情だ。
 
2号橋 

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17:06 八ッ場ダム

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