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高校格差:偏差値とエアコンの関係

2010/03/17
3日間の予算委員会では、2日目に県の教育振興基本計画についても質問した。

森田知事が強力に推し進める「道徳と愛国心」強調の教育施策。そこには子どもたちの人権や意見表明権を認める精神世界は皆無だ。あるのは、「押し付け」と単純な精神論のみ。戦前の軍国主義もかくやと思わせる強気の掛声ばかりが目につく、鼻につく。「毎日あいさつをしよう」とか、「千葉県は日本一なんだ!」と旗をふることが、今の子どもたちを取り巻く困難な環境を改善できるとでも思うのか。

ここ数年、親が失職したり一人親になったりで、貧困と格差が子どもたちに広がっている。ある高校の先生Tさんが情報公開制度を利用して、千葉、市川、船橋、柏、松戸などの高校生を丹念に調べた。下の写真はそのデータを元にTさんが作ったグラフを、議会用に見やすく作り直したもの。
「偏差値と授業料減免」の相関関係を表すグラフである。

縦軸の偏差値が高いほど、横軸の授業料減免率が少ない。
逆に偏差値が低いほど、授業料減免率が高くなっている。
学力と親の経済力が密接に関係していることがはっきりと見て取れる。

hensachigurafu.jpg 

そして、注目すべきは冷房のあるなし。冷房があるのは、偏差値50以上の高校に限られている。49以下の高校には見事なまでにつけられていない。高校の冷房費用は、保護者が負担することになっているから、もろに親の経済力が反映されてしまう。近年の夏は高温多湿が進み、冷房のない教室がどれほど苦痛なものか。

3年間で中退する生徒の数も、上記のグラフとほぼ同じ曲線を描く。貧困のために、大学進学をあきらめるどころか、卒業もせずに去っていく子どもたち。「千葉県の教育を元気にする」などという森田知事! 最も元気にしなければいけないのは、この子どもたちではないか。

今日(3月16日)、高校無償化の法案が衆議院を通過した。授業料が無料になって、救われる子どもたちが少しでも増えることを心から願う。

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10:01 県議会

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