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選択的夫婦別姓を巡る低劣な意見書

2009/12/26
自民党が前代未聞の下劣な意見書を出し、最終日の標的となった。その意見書とは「選択的夫婦別姓のための民法改正に反対する意見書」である。

病的な「男女平等大嫌い人間」が作成したのであろうが、とにかく議論の飛躍が物凄い。全文を載せるのも気持ち悪いので、要旨を書くと・・・・・

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民主党を中心とした新政府は選択的夫婦別姓の実現のために民法を改正しようとしているが、これは、家族崩壊が叫ばれて久しい日本社会の家族に、とどめの一撃を加えるものだ。
「夫婦も別姓、子どもも別姓」社会は、「子どもは国家のもの」とする社会主義・全体主義国家である。その典型例が、ポルポト政権下のカンボジアで行われた大虐殺である。国家が子どもに親殺しを命じた結果があの大量虐殺だっ
た。(後略)

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日本に住んでいると気がつかないが、世界では夫婦別姓のほうが一般的で、夫婦同姓を強制しているのはほぼ日本だけである。かつて同姓を強制していたトルコや、夫の姓しか名乗ることのできなかったタイも、今では法改正をして選択的夫婦別姓が認められている。

意見書の作者の「連立方程式」だと、夫婦別姓→家族崩壊→大量親殺しという三段論法になるらしいが、これほど乱暴・粗雑・稚拙・歪曲・極端な論法は聞いたことがない。

世界の主流である選択的夫婦別姓の国、例えば韓国で親殺しが多発しているのか?

ボルボト政権下の大虐殺が夫婦別姓から起こったなど、どこをどうねじくれば出てくる話だろう。こんな意見書を書いて恥ずかしくないのか?また、社会主義と全体主義をごっちゃにしているのも作成者の特徴だが、これも明らかに幼稚な間違い。わが会派の小宮さんが反対討論で喝破したように、「社会主義」とはマルクスやエンゲルスらを包括する概念であり、「全体主義者」からは「個人主義」として攻撃されてきた思想である。戦前の日本を思い出してみるがよい。「全体主義」とはあなた方の仲間が大好きな戦前の日本の体制ではないか。

女性差別撤廃条約が1979年に国連で採択され、30年。日本は85年にようやく批准したが、今も女性差別が改善されていないと、国連から厳しい勧告を受け続けている。

議会最終日、この意見書への共産党・三輪議員の質疑に対し、答弁に立った瀧田議員は「あなたは国連の女性差別撤廃条約を是とするのか、非とするのか!?」と詰め寄られ、言葉を失った。「是か、非か!」と私たちも声をあげたが、とうとう明確な返事をしなかった。こういう女性差別に対して寛容な人間こそが、人権侵害にも寛容であり、いつか来た道怖い道へと喜んで旗振り役をしていくのではあるまいか。

蛇足ではあるが、この下劣きわまる意見書が攻撃している当の民主党からは何の声も出なかったのはなんたることか。一生懸命質疑をし、反対討論をしたのは、共産党と市民ネット・社民・無所属だ。千葉県民主党の感性の鈍さと、責任感の無さを痛感した最終日であった。

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06:17 県議会

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