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「歴女」も満足?おもしろい講演会

2010/05/31
正午より、地元のユーカリが丘駅で、6月6日に開く保坂のぶとさん講演会「どうなる?!普天間基地」のチラシをまく。結構受け取りがよくてびっくり。連日報道されている今、ようやく全国的に沖縄の基地問題が浸透してきたことを実感。

社民党党首福島みずほさんが「沖縄を裏切ることはできない」として、辺野古案の閣議決定に署名せず罷免。
結局社民党は政権を離脱したが、これはまっとうな判断だと私は評価している。「最低でも県外」と言ってはばからなかった御仁が前言をひるがえし、沖縄県民を裏切ったことのほうがよほど「罷免」に値すると思う。

さて、このあと地元志津・ユーカリが丘地区の「9条をまもりたい会」主催の面白い講演会に参加。
「坂の上の雲」のどこが問題なのか? ~史実の偽造を拡散させるNHKの社会的責任~

坂の上の雲 
NHK坂の上の雲

NHKで3年間にわたり放送されている大河ドラマ「坂の上の雲」。財界人などが座右の銘の書物としてよく取り上げる司馬遼太郎著の有名な原作。私は読んだこともないし、ドラマも見たことがない。しかし、この本が歴史的に大変問題があるということは、今までにいろいろ聞いてきた。

本日の講師は地元在住の元東大教授・醍醐(だいご)聡さん。専門は会計学で、長野の田中康夫知事に招かれて「元祖・事業仕分け」を行い、大変な話題を呼んだ方だ。醍醐さんはNHKの偏向報道を厳しくチェックする活動を活発にやっておられ、「坂の上の雲」への批判もその一環として取り上げられてこられた。

日清戦争から韓国併合にかけて、伊藤博文や福沢諭吉が果たした役割は、韓国の人々にとってはまさしく「一国の自主性を踏みにじり、土足でドカドカと入って来て、横暴の限りを尽くした」日本の国の旗振り役として映っている。

原作では、実在の秋山兄弟と正岡子規の生涯を通して「明るい明治」、「少年のような国・明治」を描いている。秋山好古は「名誉の最後を戦場に遂ぐるを得は、男子一生の快挙」と書き残した典型的滅私奉公の職業軍人であり、司馬遼太郎はこの言葉に対し「国家が至上の正義であり、ロマンティシズムの源泉であった時代のもっともロマンティックな感想」と賛辞を表している。

「しかし―――」と醍醐さんは明快な疑問を投げかける。

「個人が国家のためにあるのではなく、国家が個人のためにあることを宣言した戦後憲法の時代に、個人が国家に仕える滅私奉公に身を呈した職業軍人の足跡を讃えた原作を『日本がこれから向かうべき道を考える上で大きなヒントを与えてくれる』と宣伝パンフレットに堂々と書いているNHKの制作姿勢は、時代錯誤もはなはだしい」

醍醐さんは、私たちの知らない歴史上の真実もたくさん語ってくれた。
日清戦争の原因は、原作で書かれているような「祖国防衛」などというものではなく、日本が朝鮮に仕掛けた狡猾な「朝鮮王朝乗っ取り」だったとか、朝鮮の王妃が日本の軍人に惨殺されたという信じられないような事件や、これを指示していたのが伊藤博文であったとか、「歴女」なら鳥肌もののお話しがテンコ盛りの2時間だった。

学校で教わる歴史は実に表面的で一方的。ましてや森田知事の大好きな「新しい歴史教科書」では、限りなく偏向教育になるだろう。良いこと・悪いこと、すべて客観的に真実を子どもたちに教えなければ、「日本がこれから向かうべき道」を模索することなどできない。

ドイツの元首相の言葉「過去を閉ざす者は未来も閉ざす」を、忘れてはならない。
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